当社は、ドイツの有機硫黄化合物の専業メーカーBruno Bock GmbHの日本代理店として、同社製品の輸入在庫販売および技術サポートを行っております。
Bruno
Bock社は、チオグリコール酸(TGA)、3-メルカプトプロピオン酸(3-MPA)、チオ乳酸(TLA)を中核とするチオカルボン酸とその誘導体であるエステルやアルカリ塩類を幅広い産業分野に提供しています。
Bruno Bock社製品は以下のような分野で使用されています。
Bruno Bock社のチオグリコール酸アンモニウムおよびチオグリコール酸ナトリウムは、酸化鉄スケール除去に優れた効果を発揮します。特に自動車のボディーに付着した鉄粉及びアルミホイールのブレーキダストの除去成分として、多くのカークリーナー製品に採用されています。また、銅や真鍮部品の表面処理工程で、腐食を抑えつつ酸化物を効率よく除去できるため、精密部品の製造現場などで広く採用されています。
チオール類は、ラジカル重合における連鎖移動剤として、分子量の制御や分散性の調整に使用されます。チオグリコール酸や3-メルカプトプロピオン酸は、アクリレートやスチレン系ポリマーの製造時において、反応速度を制御しながら各種ポリマー製造の最適化に貢献します。
パーマ液の還元成分として使われるのが、チオグリコール酸アンモニウムやチオ乳酸アンモニウムなどのチオール系アルカリ塩です。毛髪のシスチン結合を一時的に切断し、再構築する作用を持つことから、緩やかなパーマからしっかりとしたストレート処理まで、目的に応じた処方設計が可能です。また、チオグリコール酸グリセリル(GMT)は、酸性域で高いカーリング性能を実現する還元剤として欧米では広く使用されており、近年は日本でも注目されています。
体毛のタンパク質成分を分解するチオカルボン酸カルシウムは除毛クリームの成分として、広く採用されています。
一部のチオール誘導体やエステル類は、UV硬化性樹脂の架橋剤や粘度調整剤として使われています。Bruno Bock社の各種ポリチオール製品はエンチオール材料として、多くの分野で採用されています。また、繊細な用途も多いため、カスタマイズも対応しております。
チオグリコール酸エステルなどのチオール製品は、塩ビ(PVC)製品の製造加工時に使用される耐熱安定剤のうち有機錫系安定剤の原料として重要な役割を果たしています。熱による変色や分解を防ぎ、多種の成型材料の性能向上に貢献します。
高純度グレードのチオグリコール酸や3-メルカプトプロピオン酸は、API中間体や電子部品向け高機能材料の構成原料として用いられています。官能基の選択性と反応性が高く、エステル化、アミド化などの基礎反応に適しています。